うつはとてもやっかりな病気なので早期発見と対処がとても大切

特徴と傾向

「内因性」の特徴と傾向

 うつ病には様々な種類がありますが、大きく内因性と神経症性の二種類に分ける事ができます。この記事ではその二種の違いを理解する事に重点をおいておいきます。  症状についてですが、精神的に大きなショックを受けるような出来事が重なるなどして、心理的な回復が追いつかず、恒常的に気分が沈みこんでしまうという点ではどちらのタイプでも共通しています。  内因性のうつ病にかかりやすいタイプとして、責任が強く、自分自身を犠牲にしてでも周囲を優先する利他的な傾向があります。このタイプの人がうつ病にかかった場合、自分がうつに精神を侵されていることすらどうでもよくなってしまい、治療の意思は希薄です。病状が悪化しても弱音をはかずに頑張ってしまう事が多く、気づいたときには深刻なレベルに達してしまうのです。もう一つ、季節や時間帯によって病状が周期的に変化することも内因性の属性として上げられます。

「神経症性」の特徴と傾向

 一般的にノイローゼという病名で知られています。理想と現実の乖離に対して我慢ができず、癇癪を起こしてしまった状態です。無気力さに加えて、泣く・叫ぶといった感情の高ぶりがしばしば見られます。誰かに共感して欲しい、慰められたい等の承認欲求が強い事、本人に病気を治療する意思があることが特徴です。幼年時の家庭環境の劣悪さが本人の人格形成に悪影響を与えたことで、このタイプのうつにかかりやすくなるというケースも少なくありません。内因性と比べて症状は軽度で、治療による成果は内因性よりも出やすいでしょう。  以上、内因性と神経症性の二種類のうつ病の違いでした。どちらの種類のうつ病なのかによって、有効な治療法は変わってきます。身近にうつ病を患っている方がおられる場合は、その違いを意識して接することが重要です。

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